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ぶらっと東京食べ歩き「高幡不動」

2月3日、節分の日に「高幡不動尊金剛寺」を訪れた

 

境内で行われた豆撒き式は

著名人が来ていたこともあり、すごい人出

 

同時に、だるま市も開催され、

露店も多く出て、さながら、お祭りのよう

 

このような豆撒き式には初めて来た

「鬼は外、福は内!」

 

 

 

 


五重塔

 

昭和50年代に建立された比較的新しい五重塔

平安時代初期の様式で建てられた塔で

高さは約40mある

 


土方歳三像

 

高幡山金剛寺は、新選組 土方歳三の菩提寺である

 

『殉節両雄之碑』

明治政府は戊辰戦争に関係した幕府軍 戦死者の

墓碑の建立や供養を禁止した

 

この禁が解けた明治9年、

高幡山前住賢雅和上や日野宿の佐藤彦五郎を中心に

「近藤・土方の忠節を顕彰する碑」を高幡山境内に

建てることが計画された

 

しかし、その内容が当時、賊軍扱いされていた二人の顕彰碑

だったため、碑が完成しても建立の許可が得られず、

実際に建てられたのは明治21年だった 

 

この土方歳三像は平成7年、東京日野ロータリークラブが

郷土史家の協力のもと、建立した

 

 


山内八十八か所めぐり

 

境内の奥は小高い山になっていて、

ここに「山内八十八ヶ所巡拝道」として

ミニお遍路が設けられている

 

第一番から八十八番までぐるっと

山中をめぐるコース

 

まじめに歩くと結構きつい!

四国で廻ることを考えれば、楽だが、

ご利益もその程度でしょうか? 


四季の散歩みち

 

入口から少し行ったところに

奇妙な私設の休憩所がある

 

「松ぼっくりをお子さんにどうぞ」

「竹で作ったパカパカで遊んでね」

とか 。。。



高幡まんじゅう

 

大正7(1918)年に高幡不動尊の門前にのれんを構え、

以来、「高幡まんじゅう」として高幡不動の名物となっている

 

ここにも土方歳三がいる。。。

 

 

 

 

 

 

 

 


プティ・ファンベック(フランス料理)

 

高幡不動駅から徒歩10分、

丘の上の住宅街にポツンとある

見た通り、外観は全く、普通の一軒家

知らなければそのまま通り過ぎてしまうようなお店

 

中に入ると、靴を脱いでスリッパに履き替える

まるで誰かの家に来たような。。。

 

通された部屋は、これまた、普通のリビング

席数は16席

お客様は地元のマダム、若いカップルなど

地元密着の感じ

 

一人で来ている「おっさん」は小生のみ。。。

 

 

 


1.白菜のポタージュ

 

さあ、料理が出てきた!

 

まず、白菜のポタージュ

何となく甘味を感じる、これが白菜の甘味かな

 

最初のスープからクオリティ高い!


 2.タラのクロケット

 

これは想像を超える美味しさ!

クロケットというので揚げ物を予想していたが、

聞いてみると、どうやら揚げていないらしい

だから、くどさが全くない

 

マッシュポテトにタラを練りこんだクロケットは、超ふわとろ

上にのってるカイワレ、ベーコンがいいアクセントになっている

また、ソースが日本人に合う美味しさ、たまらん!!

 

 

 


3.すずき、ホタテ、広島のカキ、白子のクリームソース添え

 

この歳になるとつい、肉より魚を選んでしまう

でも後悔はなかった

 

とにかく新鮮な素材を活かしたソテーがなんとも言えない

特に、カキの旨み、白子の外はカリカリ、中はふわふわの

バランスがなんとも言えない

 

 

 

 

 

 

 


ババロアとバニラアイス、オレンジピールのせ

グレープフルーツのソース

 

デザートにも心のこもった職人の技を感じる

そんなデザート

オレンジピールがいいアクセント!

 

本当に美味しい高幡不動の一軒家フレンチ

気取らない雰囲気で楽しくいただけました

ごちそうさま!!

 

難点は、お店にたどり着くのが難しいところかな。。。