柴又をぶらっと散歩(2)

1.柴又帝釈天 [経栄山 題経寺(きょうえいざん だいきょうじ) ]

 

柴又七福神うちの毘沙門天にあたる

 

また、彫刻の寺としても有名

 

寅さんが産湯をつかったという御神水がある

 


2.彫刻ギャラリー

 

正面の帝釈堂内殿には東・北・西の全面が装飾彫刻がある

 

中でも胴羽目板の法華経説話の浮き彫り10面が有名

法華経に説かれる代表的な説話10話を選び視覚化したもの

 

大正11(1922)から昭和9(1934)年にかけて、

加藤寅之助ら10人の彫刻師が1面ずつ分担制作した

 

これらの彫刻を保護するため、

内殿は建物ごとガラスの壁で覆われ、

見学者用の通路を設け、「彫刻ギャラリー」と称している

 

これは一見の価値あり

 


3.邃渓園(すいけいえん)

 

大客殿前に広がる回廊式大庭園

昭和40(1965)年、向島の庭師 永井楽山の設計による

 

庭園への立ち入りは禁止されているが、

周囲に設けられた屋根付きの廊下から見ることができる

 

 

 


4.矢切の渡し

  

江戸時代初期 幕府が設けた利根川水系河川の渡し場の一つ

 

明治42年 伊藤左千夫「野菊の花」により名が知れる

 

昭和44年 映画「男はつらいよ」の第一作目で寅さんが

矢切りの渡しの船で柴又に帰ってくるシーンで話題になる

 

昭和45年頃 他の東京都23区内の渡し場が廃止になり

都内唯一の渡し場になる

 

昭和58年 細川たかしがカバーした矢切りの渡しが大ヒット

 

船頭さんの手漕ぎで、往復15分のゆったりした船旅

 

櫓の「ぎーこ」という音やカワセミなどの鳥のさえずりが

和ませてくれる

 

雨と風の強い日はお休みです


5.ハイカラ横丁

 

昭和レトロな空間には、数千種類の駄菓子・雑貨等

懐かしいゲーム機

昔懐かしの俳優・女優・歌手のブロマイド等

 

昭和にタイムスリップしてしまうこと間違いなし!