ぶらっと東京酒蔵「澤乃井」

《ぶらっと酒蔵「澤乃井」に行ってきました!》

 

1.澤乃井

青梅線 沢井駅を出てすぐ、小沢酒造(澤乃井)に、呑兵衛の友人と一緒に行ってきました。

私は2度目ですが、酒好きの友人は初めてなので前日からワクワクだったようです(笑)。 

 

さて、こちらは元禄15(1702)年創業、300年以上の老舗酒蔵。

 

このあたりは、その昔「沢井村」と呼ばれており、その地名に因んで命名されたとあります。

「沢井」とは、豊かな名水が沢となって流れるところからつけられた地名。

 

澤乃井のマークに沢蟹もついています。

 

 


2.青梅線 沢井駅前

 

東京の西の端、すぐ下を多摩川が流れており、本当に静かで空気もきれいな場所にあります。

きれいな水で作る豆腐・ゆば料理など、色々楽しめるレストランもあるので、酒蔵見学のあとは、日本酒とともに美味しさ倍増です! 

 


3.日本酒の効用、種類と特徴

 

まずは酒々小屋(見学の控室・勉強室)に集合。

酒蔵見学の前に、日本酒について説明を聞きます。

 

日本酒は、がん・動脈硬化・ボケ・骨粗鬆症を予防するなどその効用はスゴイのです。

 

これで私も安心して日本酒を飲めます(笑)

 

ただし、一日二合で、休肝日が必要ですが・・・(汗)

 

 


4.酒蔵見学スタート 

  酒造好適米と精米

 

さあ、いよいよ酒蔵見学のスタート。

まずはお米とその精米についての説明。

 

日本酒造りに適したお米(酒造好適米)は普通のお米と比べると一回り粒が大きいです。

お米の表面を削る精米の作業で、粒が小さいとすぐに砕けてしまうからだそうです。

 

また、酒造好適米は「心白」の占める割合が大きいです。

心白とはお米の中心にある白色不透明の部分で、たんぱく質の含有量が少ない、粘度が高いなどの特徴があります。

たんぱく質はご飯として食べるときは旨味になりますが、日本酒を作るときには苦み、雑味となるので少ない方がよいのです。

 

こんな理由から日本酒には酒造好適米が使用されています。

 

吟醸、大吟醸など精米%という数値は、精米後の重さで測っているそうです。

一粒一粒、精米後、顕微鏡で測るわけではありません(笑)

 

 


5.熟成酒 

 

2001年製造の純米大吟醸を熟成中。

後で唎酒処で飲んでみましたが、通常の純米大吟醸とは全く違う味。

かなり、濃い感じで芳醇な香りと色も違っていました。

好みは分かれるかもしれませんが、本当の酒飲みには好まれるかもしれません。

 

 


6.仕込水(蔵の井戸)

 

日本酒造りに大事な「水」。

この奥多摩あたりは良い水が湧いてくるので酒造りには適した土地なのでしょうね。

 

湧水が豊富なせいでしょうか、この井戸、なんと横に掘ってあるそうです。

 

 


7.通い徳利

 

まだ一升瓶がない時代、酒の販売は酒屋のレンタル容器(通い徳利)に詰めてもらう量り売り。

だから通い徳利には酒屋の名前が書いてありました。

 

見学の最後に、また酒々小屋に戻ってきて、お待ちかねの試飲です!

皆さん、普通は1杯だと思いますが、呑兵衛の友人は、あれっという間になんと3杯も。。。

 

なかなか太っ腹の澤乃井さん、これだけで帰るわけにはいかないので、友人と一緒にランチをすることにしました。

 

 


8.豆らく「揚げ出し豆腐御膳」と唎酒

 

水が良いせいでしょうか、本当に美味しい豆腐です。

豆腐づくしで、中には大豆でできているにも関わらず、肉と間違えるようなものも。

どの料理も日本酒に合うので、2倍楽しめます。

 

日本酒もお代わりして2杯いただきました(笑)

(こちらはもちろん有料です!)

  

 


9.唎酒処

 

最後は唎酒処で、いろいろと説明を聞きながら日本酒を飲み比べ。

お値段はお猪口1杯 200~500円(ただし、2杯目からは100円引き、これはお得ですね)。

 

2杯目から100円で飲めるお酒も結構ありました。

 

お店の方と話をしているうちに、メニューにない「元禄酒」と呼ばれる昔の製法で作られたものも出していただきました。

これはコクがあり、かなり濃いめのガツンとくるタイプで、今風の吟醸タイプとは全く異なるもの。

本当の酒好きには、たまらないでしょうね(^ω^)・・・

 

ここは、まさに日本酒好きのための『パラダイス!!

 


10.御嶽駅前

 

澤乃井で食事をして、そのあと唎酒もしていい気分になったところで、一駅散歩。

 

御嶽駅を目指して、川沿いの遊歩道を30分くらい、多摩川のせせらぎを見ながらのゆったり歩きます。

 

途中には、寒山寺、川合玉堂の作品が展示されている「玉堂美術館」、櫛かんざし美術館などの施設もあり1日楽しめそうです。

(今回は時間がなくて、残念ながら行けませんでした)

 

また、川にある大きな石のそばでは、ロッククライミングをやっている人も多く見られるなど、ここが都内ではなく、随分遠くまで来たような勘違いをするほど、静かでゆったりした時間を過ごすことができました。

 

帰りの電車では、お酒が効いて、もう『爆睡』でした・・・(笑)

 

 


11.お土産「酒の華 わっふる」「酒の華(酒粕)」「燻製とうふ」 

 

今回のお土産です。

酒粕、酒粕を練りこみ焼き上げたワッフル、そして燻製豆腐。

 

私は特に「燻製とうふ」が気に入りました。

チーズほど固くなく、豆腐の感じを残した燻製の香りがなんとも言えません。

日本酒だけでなく、洋酒にも合う風味です。

 

東京周辺で、日本酒の酒蔵にはいくつか行ったことがありますが、ここは周りの風景や遊歩道の散歩も含めて、一日楽しめる場所としていつか、ぶらっと散歩でも計画したいと思います。